社団法人 和歌山県鍼灸マッサージ師会 事務所だより 2005年1月1日 第1号


●尾家章夫先生、随筆コンクールで優秀賞を受賞

 日本点字図書館が創立20周年記念事業として始めた、随筆随想コンクール。本年度第44回コンクールにおいて、当会会員の尾家章夫先生(和歌山市在住)の「触る園芸」が優秀賞を受賞された。
 「・・私は中途障害で、以前は庭木の手入れや鉢植えの草花を育てたりするのを楽しみの一つとしていました。視覚障害が進むにつれて、それもあきらめざるを得なくなり、それまで栽培していた、さつきの鉢物などはすべて処分してしまいました。・・・〔抜粋〕」
 草花を育てる楽しみをあきらめた筆者が、盲学校で再び植物栽培に出会い、植物を「触る」楽しみを見つけ、触感ならではの草花のめで方を綴る。「私と握手をしてくれる植物」という表現が印象的。
 受賞について先生は、「友人からのメールで、コンクールのことを知り、軽い気持ちで応募したのですが、思いもかけない受賞でビックリしています。」と語っておられた。  応募は初めて、とのことでしたが、読者に暖かい気持ちを感じさせる文章。会員のみなさんも、挑戦してみてはいかがでしょう?隠されていた才能が開花するかも! (本文は http://www.nittento.or.jp)


●知事感謝状、殿最康詞先生受賞

  昨年、11月24日和歌山市内アバローム紀の国に於いて、保健衛生等事業功労知事感謝状が、当会会員の殿最康詞先生(粉河町在住)に贈呈された。  同感謝状は、医事関係の業務に携わり献身的活動をつづけ、その功績が顕著であるものに贈られる。
 殿最先生は、昭和63年より当会の役員として会の発展に尽力。又、紀北支部の役員としても、後進の指導、育成に尽力、地域医療に貢献されている。
 いつも傍に付き添っておられる、とても明るい奥様の内助の功も、今回の大きな要因かもしれません。先生、おめでとうございました!


●署名の御礼

(社)和歌山県医師会より依頼の「国民皆保険制度を守る署名」へのご協力、誠にありがとうございました。急なお願いにもかかわらず、多くの署名を集めていただき、堀会長より医師会へ提出させていただきました。提出後も署名用紙が事務所へ届き、追加分を再度提出。何と合計3613名の署名を集めることができました!本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
 多くの署名を受けて、昨年11月25日「国民医療を守る和歌山県民集会」が、県民文化会館に於いて開催され、当会からは13名の先生方に参加していただきました。会場から人が溢れるほどの盛況で、医師会からも、丁重な御礼の言葉をいただきました。


●法政部の動き

当会法制部では、無免許・無資格対策について、新原(しんばら) 法制部長を中心に、行政との協議を重ねています。しかし、行政側はなかなか動いてくれないというのが現状です。
 昨年12月には、現在全国で展開されております、「あはき師等に関する法律並びに関係法令の遵守に関する請願」を和歌山県議会に提出。12月議会で全会派賛成により、採決されました。
 これにより、無資格者の取締りに行政が取り組んでくれることに、今後期待したいものです。今後とも会員の皆様のご協力・情報提供をお願い申し上げます。


●青年・女性部ボランティア活動記

昨年、10月24日(日)当会恒例の「敬老の日ボランティア」として、特別養護老人ホーム「わかうら園」へ施術慰問にお伺いしました。
 土山憲一郎園長先生の挨拶に続き、宮本年起先生の腹話術に、入所者の皆さんから笑い声が起こりました。
 リラックスした雰囲気の中、24名のお年寄りを8名の先生方が治療し、最後に土山園長に梅本治行先生が、マッサージを行いました。
治療を受けたお年寄りたちは、皆さん「気持ちよかった」と感謝していただき有意義な一日でした。
                        (記、青年部長 泥谷)

施術にあたられた先生方(敬称略)
梅本治行・藤岡愛和・湯浅映四郎・有北博昭・加藤ふく・橋詰二朗・宮本年起・泥谷匡広



●学術研修会開催

 11月28日〔日〕、和歌山県との共催による学術研修会が、勤労福祉会館プラザホープで開催された。第43回目の今年度は72名が受講。
 政府が試案している、混合医療について起こりうる問題点をビデオを使って山口節生講師(和歌山県医師会)が説明をされた。身近な問題だけに緊張した。
 また、片方の腕が水平までしか上がらなかったモデル(参加者)が、鈴木敏明講師(関西鍼灸大学 助教授)が施術をすると、いとも簡単に垂直にあがったのには、本当に驚いた。
受講の先生方もスグ臨床に役立つものだけに真剣に講師の手技を覗き込んでいた。
 受講生には、終了証書を授与しています。受講申し込みの受付をし、証書に受講者名を書いてもらいます。それを県知事に提出して決裁をいただくのですが、申し込みが決裁後だったりすると、修了証書が出ません。申し込みは必ず期日までにお願いしたいものです。
 学理と技術の向上・発展、有資格者の資質を高めることを目的に毎年開催されており、より多くの先生方の受講の申し込みをお待ちしております。


●災害義援金ご協力ありがとうございました

 全鍼師会が、台風や地震による被害に遭われた業友に、御見舞金を。と、全鍼師会会員に義援金を募ったのを機に、当会も即、11月28日の学術研修会会場で、一口1000円の義援金を呼びかけたところ、快く応じていただき、当日、60,000円!の義援金が集まりました。暖かいご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。
 集まったお金は後日、当会の堀会長より、全鍼師会杉田会長に手渡しさせていただきました。ありがとうございました。


●共済部より

 学術研修会開催のおり、他の出店業者さんの末席をお借りして、共済部として初めて「ワンコインセール」と銘打った販売活動をさせていただきました
 ご協力をいただいた先生方に御礼申し上げます。また、共済部の取り扱い商品を先生方に知っていただきたく思いますので、これからも、こういう活動をやっていきたいと思っております。
 その折には、特別価格にて販売させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。


●宇宙からの謎の生物襲来

さて、この物体の正体はなんでしょう?
おわかりの方は事務所までご連絡下さい。粗品進呈!!
(宮本年起先生は、答え知ってるから、応募資格なしですよ〜)


●厚生労働省通知発出、療養費の支給の留意事項


 厚生労働省よりH16.10.1発出された、保医発1001002号は、過去に発出された通知を整理し、一つにまとめられたもの。既通知が全て保険者に充てられた通知であったのに対し、今通知では、第1章の2の「療養費の適正な支給を確保するためには、施術を行う者の協力が不可欠であること…云々」とあるように、保険者と施術者の関係が明記されている。 …とのことです。また、健康セミナーの際に、保険部長より今後の対応について、お話があるかと思います。
 ちなみに、当師会の保険取扱額は、H15年度は総額で257,572,910円。 この内、老健6629件170,693,990円、国保退職3018件46,132,170円、組合627件7,433,080円、社保1103件16,089,470円 他となっています。


●編集後記

新年あけましておめでとうございます。

ちいさな、小さな情報誌ですが、ようやく発行することができました。
紙面、内容ともに未熟なものですが、自分たちで写真を撮り、原稿を書き、編集をし、発行できた喜びを感じています。
会の情報誌としてではなく、事務所サイドで、見た・聞いた・感じた ことを柔らかいタッチで(時には辛口で)お届けできればと思っています。
次回の発行は「原稿の集まり次第」です。
永く続くことを願い、会員先生方のご意見やご投稿、又珍しい写真等ご支援・ご協力をお願いいたします。もちろん点字でもOKです。
スタッフ一同楽しみにお待ちしております。
                      (かわさき えつこ)

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