漢方つぼ物語(211)
周栄(しゅうえい)

〈 ネアンデルタールって知ってるかい? 〉

宮本敏企が人形ふうちゃんを伴って登場。ふうちゃん、大勢の観衆に驚く。
敏企「ふうちゃん、何をびっくりしてるの?」
ふう「そやかて、すっごいたくさんのお客さんやで!」
敏企「ほんまや。今年もたくさんのお客様にお越しいただきましたね。」
ふう「うれしいねえ!」
敏企「行楽の秋、スポーツの秋、文化の秋。ひときわお天気の良い日曜日、いろんな催しのある中で…」
ふう「和歌山県腹話術協会の第34回腹話術発表会へようこそ!」
敏企「ところで今年、『アナと雪の女王』が大ヒットしましたね。」
ふう「一緒に映画館へ行ったね。迫力のある映画やった。」
敏企「ところでふうちゃん、こないだアリさんが、蝶の羽根を運んでた。」
ふう「小さなからだで?」
敏企「そう、あんまり気の毒やったので、アリさんにこう言いました。」
ふう「なんてゆうたの?」
敏企「もしもしアリさん、小さいからだでそんな重いもの運ぶの、たいへんですね。もう少し大きなからだに生まれ変わりたいでしょう?」
ふう「そしたら?」
敏企「アリさんが歌いだした。」
ふう「どんな歌を?」
敏企♪アリのままで〜
ふう「あほらし」
敏企「というわけで、今回はふうちゃんとオリジナルの歌を歌います!」
♪ネアンデルタールって知ってるかい?
ふう「知ら〜ん」
敏企♪ネアンデルタール人っていうのはね 遠い昔 僕らの祖先と 同じ時代に生きていた 別の人類
ふう「そうかいな で、ネアンデルタール人ってどんな人たちだったん?」
敏企♪ネアンデルタール人は筋骨隆々 とても力が強かった
人間はとてもかなわない
ふう「マッチョやったんや」
敏企♪ そこで人間は考えた 僕らは弱い いきものだから
知恵出し合おう 汗かこう そして絆を結び合おう!
ふう♪石を磨いて 尖らせて 狩りの道具を作ろうよ
敏企♪いい考えだ 僕は狩りが苦手だけれど 石を磨くの任せてよ
ふう♪でもね狩りって いつも獲物があるわけじゃない
敏企「獲物があるとき」
ふう「(大喜びの仕草で)ワー!」
敏企「ないとき」
ふう「(がっかりの仕草で)しょぼーん」
敏企♪そこで人間は考えた
ふう♪畑を作ろう 田を耕そう
敏企♪米育てよう 芋植えよう
ふう♪そして野菜を収穫しよう
敏企♪こうしてやがて人間は 高い文明を築き上げた
ふう「ねえねえ、ネアンデルタール人は、どうなったの?」
敏企♪ネアンデルタール人は
ふう♪ネアンデルタール人は
敏企♪いつのまにか滅び去った…
ふう「え〜、そうなんや!」
敏企♪だけど今 人間は不安でいっぱい
ふう♪テロに戦争 事故 災害
敏企♪胸のふさがることばかり 僕らは 忘れていないだろうか?
ふう♪ネアンデルタール人が滅んだのに
敏企♪人間が生き延びた そのわけを
ふう♪知恵を出そう 汗を流そう 
敏企♪そして 絆を結び合おう
ふう♪知恵を出そう 汗を流そう そして 絆を
敏企♪もう一度 強く 結びなおそうよ!

〔周栄(しゅうえい)〕物事への意欲と関わりの深い脾経21穴中20番目のツボ。。
取穴:胸の第2肋間(第2肋骨と第3肋骨との間)で前正中線の左右6寸。
治効:呼吸器系・消化器系症状を和らげ、不安でふさがった胸を開放するツボ。

《作者からの一言》発足2年目の和歌山県腹話術協会に入会して33年目になります。年に一度の発表会“腹話術の祭典”の舞台に上がるのも連続33回目。今年の出し物が「ネアンデルタールって知ってるかい?」です。インターネットの動画サイト“YouTube”で「ネアンデルタールの歌」として発信中。(宮本)



上は周栄の図/驚くふうちゃん

 ●この文書は、当会会員である、宮本年起氏の創作です。

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